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#49 サルトル「部屋」〜食べているのは肉なのか蟹なのか?

#49 サルトル「部屋」〜食べているのは肉なのか蟹なのか?

From翻訳文学試食会


#49 サルトル「部屋」〜食べているのは肉なのか蟹なのか?

From翻訳文学試食会

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Length:
48 minutes
Released:
Sep 20, 2023
Format:
Podcast episode

Description

【この作品が入っている本】『水いらず』(伊吹武彦ほか訳、「部屋」は白井浩司訳、新潮文庫、1971年)

【作家のプロフィール】1905-1980。パリに生まれる。海軍技術将校だった父を亡くし、母方の祖父のもとで育つ。高等師範学校で哲学を学び、生涯の伴侶となるボーヴォワールと出会う。小説『嘔吐』(1938)、哲学論文『存在と無』('43)で注目され、戦後「レ・タン・モデルヌ(現代)」誌を創刊。実存主義哲学の旗手として文筆活動を行い、知識人の政治参加を説いた。'64年、ノーベル文学賞に指名されるが辞退。(本書の著者略歴より)

【今回のトピック】
・古い訳を今読むと……
・「実存を見つめない人々の悲喜劇」?
・精神疾患の人にどう対応するか

▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、試食会で取り上げてほしい作品のご提案などお寄せください。メールを番組の中で紹介してもかまわないという方は、ハンドルネームとお住まいの国(地域)も書いていただけるとうれしいです。
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honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com
Released:
Sep 20, 2023
Format:
Podcast episode

Titles in the series (86)

翻訳された海外の短編小説を毎回1編読んで、関西のおっちゃん2人がやいのやいのしゃべるポッドキャストです。話題の新作から古典的名作、怪作・珍作までいろいろ味見していきます。次に読む本選びのきっかけに、外国文学についてのトリビアの仕入れにご活用ください。毎週水曜20時に更新します。 【パーソナリティ】 大東和重(おおひがし・かずしげ) 比較文学者(日中比較文学)。兵庫県出身。好きな小説はバルガス=リョサ『都会と犬ども』、ゾラ『制作』、伊藤整『若き詩人の肖像』 干場達矢(ほしば・たつや) 勤め人。大阪府出身。好きな小説はスティーヴン・キング『クージョ』、トレヴェニアン『ワイオミングの惨劇』、デイヴィッド・ベニオフ『卵をめぐる祖父の戦争』