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#53 ジョン・アーヴィング『ピギー・スニードを救う話』〜誠実なのか悪達者なのか

#53 ジョン・アーヴィング『ピギー・スニードを救う話』〜誠実なのか悪達者なのか

From翻訳文学試食会


#53 ジョン・アーヴィング『ピギー・スニードを救う話』〜誠実なのか悪達者なのか

From翻訳文学試食会

ratings:
Length:
39 minutes
Released:
Oct 25, 2023
Format:
Podcast episode

Description

【この作品が入っている本】ジョン・アーヴィング『ピギー・酢ニードを救う話』(小川高義訳、新潮文庫、2007年)

【作家のプロフィール】1942年アメリカ、ニューハンプシャー州生れ。ニューハンプシャー大学を卒業後、レスリングのためにピッツバーグ大学に通学、その後ウィーン大学に留学、ヨーロッパをオートバイで放浪する。帰国後アイオワ大学創作科でヴォネガットの指導を受けた。後にはレイモンド・カーヴァーとともに後進の指導にあたる。’68年『熊を放つ』でデビュー、’78年『ガープの世界』を発表し世界的なベストセラーとなった。(本書の著者略歴より)

【今回のトピック】
メモワールとフィクション/記憶の捏造/クロード・シモンとアラン・ロブ=グリエ/大河小説/小説の技術とは/鎮魂/井伏鱒二『黒い雨』/物語による現実の収奪/スティーブン・キング/オリュウノオバ

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Released:
Oct 25, 2023
Format:
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翻訳された海外の短編小説を毎回1編読んで、関西のおっちゃん2人がやいのやいのしゃべるポッドキャストです。話題の新作から古典的名作、怪作・珍作までいろいろ味見していきます。次に読む本選びのきっかけに、外国文学についてのトリビアの仕入れにご活用ください。毎週水曜20時に更新します。 【パーソナリティ】 大東和重(おおひがし・かずしげ) 比較文学者(日中比較文学)。兵庫県出身。好きな小説はバルガス=リョサ『都会と犬ども』、ゾラ『制作』、伊藤整『若き詩人の肖像』 干場達矢(ほしば・たつや) 勤め人。大阪府出身。好きな小説はスティーヴン・キング『クージョ』、トレヴェニアン『ワイオミングの惨劇』、デイヴィッド・ベニオフ『卵をめぐる祖父の戦争』