未来に遺す、未来をつくるランドスケープ
高野文彰氏の突然の訃報を聞き、2011 年の「十勝千年の森」の取材を思い出した。 左の写真は取材の際に撮影した1枚である が、高野氏と撮影場所を探して千年の森を 探索したことを昨日のことのように思い出 す。少々肌寒さを感じる時節であったが、 撮影時には「この方が若く見えるだろ」と 着ていた上着を脱ぎ、軽くポケットに手を 入れ大空を見上げた。それはランドスケー プアーキテクトは大きな目標を持てという メッセージだったのかもしれない。 取材当日、高野氏は約束時間より1時間 以上早く現地に到着し、取材