More from LANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザイン

LANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザイン1 min read
神宮外苑再開発に対する見解と私たちの提案
神宮外苑再開発(以下外苑再開発)は、都市計画公園区域内で自然的環境を守るべき風致地区において再開発等促進区を適用するという前代未聞の規制緩和である。再開発の見直しを求める署名は19万人、神宮球場の存続は3.7万人、秩父宮ラグビー場の継承は1.8万人が応じ、今なお広がっている。継続審議を求める専門家有志の署名は、400人を超える建築・造園・都市計画等の専門家及び300人の市民に達している。また、外苑再開発の見直しを求める超党派の国会議員連盟も発足し、周辺小学校保護者は事業者に説明会の開催を求めてい
LANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザイン1 min readArchitecture
国交省の「公園緑地・景観課」の大きな意義を考える
明治6年太政官布達第拾六号にはじまった近代日本の公園行政も150年の節目。職制も内務省の施設課、建設省都市局公園緑地課、国土交通省都市局公園緑地・景観課へと変化した。それ以上に職掌も広汎になり多様多彩な分野をカバーしていく。関係者に期待される業務の多様化、グローバル化、多極化・深化への施策立案力、総合的判断力の過重への適応ストレスが心配なほどである。 『公園緑地』誌の150年では、当然なこと乍ら社会的認知の弱かった150年前の先人の苦労から始まり、公園法のみならず時代的要請に応えた数多くの立法や
LANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザイン1 min read
田園豊かで若者が集う学園拠点『福井県立大永平寺キャンパス』
2つの大学があり若者が集う町となっている点も永平寺町の特徴の一つです。 田園豊かなこのエリアには、「福井県立大学」(永平寺キャンパスが県大のメインキャンパス)や「福井大学医学部」のほか、複数の専門学校や研究機関、医療機関が集積しています。 特に福井県立大学は、広大なキャンパスを「県民のにわ」として町民・県民に広く開放するなど、「オープン・ユニバーシティ」を宣言している大学です。 桜の植樹や保全、テーブルやベンチの設置など、県立大学は桜の名所にする取り組みをすすめているほか、一般市民も利用できる県