LANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザイン

人々の憩いの場としての外苑へ

 明治神宮外苑(以下、神宮外苑)は、1912年 明治天皇崩御後、東京府内に明治天皇を記念 する施設を建設する意見が相次いで出された ことを受け、青山練兵場跡地を明治神宮の「外 苑」という形で整備した。1918年当初の開発 計画では聖徳記念絵画館、葬場殿址記念建造

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日比谷ランドスケープデザイン展2023
構成=編集部 協力=「日比谷ランドスケープデザイン展」実行委員会 日比谷ランドスケープデザイン展2023 Facebook ページ QR コード→ 2023年3月12日~19日、『日比谷ランドスケープデザイン展2023』が開催されました。本展覧会は首都圏の大学のランドスケープ系卒業・修了制作作品を中心に展示・講評会を行うもので、今年度で11年目の開催となります。本年度は久しぶりに日比谷公園内、東京都緑と水の市民カレッジにおいて(十分に感染対策をとりつつ)展示会を開催し、また出展学生、講評者、来訪
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国交省の「公園緑地・景観課」の大きな意義を考える
明治6年太政官布達第拾六号にはじまった近代日本の公園行政も150年の節目。職制も内務省の施設課、建設省都市局公園緑地課、国土交通省都市局公園緑地・景観課へと変化した。それ以上に職掌も広汎になり多様多彩な分野をカバーしていく。関係者に期待される業務の多様化、グローバル化、多極化・深化への施策立案力、総合的判断力の過重への適応ストレスが心配なほどである。 『公園緑地』誌の150年では、当然なこと乍ら社会的認知の弱かった150年前の先人の苦労から始まり、公園法のみならず時代的要請に応えた数多くの立法や
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自然と暮らす地域をつくるために、nature Studio が大切にしている6 つのアクション
自然と暮らしが再生するために 141 年の間、地域のシンボル的な存在であった湊山小学校は、これからも地域再生の中心として大切な役割を引き継ぎます。 自然の恵みをいただく 集まる食材はバックグラウンドとしての豊かな自然を体現し、地域や人々との関わりを感じさせます。 サスティナビリティを楽しむ 校内で使われてきたフローリングや家具を再利用し、想いも資源も大切にします。 「自然との近さ」を取り戻す 少し前まで日本中のどこにでもあった自然を身近に取り入れる暮らしが再びここからはじまります。 自然と暮らし