石巻湾田代島のエコ的未来を考える

仙台湾の北東に位置する石巻、石巻湾、牡鹿半島および半島南端を東から西に囲む3島は、2011年の3.11東日本大震災典型的津波被害地ではありましたが、それぞれは個性的で石巻湾文化として未来を見れるのではと思いながら田代島に焦点当てて書くものです。そこで3島から思いますと、金華山は日本恐山3山のひとつ、網地島はベーリングの命を受けたロシアの船がやってき伊達藩を目覚めさせた日本史上開国のための数少ないトピックを持つ島、そして最小面積の田代島は以下に書くようにすこぶるエコ質の高い特徴を持っています。

猫島田代島

田代島は石巻から船で40分南の孤島、かっては船主たちを中心として1200人余が住んでいた島で今は漁師が主の40人ほどと150匹の猫たちが住人、という話を先輩猪狩達夫氏から伺いその後誘われて2021年6月初めて訪問しました。