LANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザイン

【座談会】24年経った緑のダム北相模の成果と課題

◆出席者

川田 晃(NPO 法人緑のダム理事代表代行)

宮村連理(NPO 法人緑のダム副理事長)

小林照夫(NPO 法人緑のダム理事)

◆司会

丸茂 喬(NPO 法人緑のダム理事)

1,会に関わった経緯について

川田:2011 年5 月か6 月から兄(故川田 浩前理事長)の呼びかけで参加したのが最初です。急逝した兄の遺志を受け継いで参加しています。

宮村:多分2001 年か2002 年に緑のダムに、損保ジャパンが資金援助していた時期だと思いますが、学生の頃、損保ジャパンから活動に参加してくれという事で2002 年の活動に参加したのがきっかけです。

2003 年には初めて務めた高校の子どもたちと一緒に参加し、2004 年から望星高校に入って定期的に活動に参加するようになりました。

小林:8 年ほど前に、林野庁に関係あるセミナーで石村さんとお会いしたのがきっかけです。そのころ自社で、林業に関わる会社の起業を考えていた時、石村さんに相模湖の活動場所を案内していただき、共感するものがあり、徐々に参加するようになりました。

丸茂:田中康夫氏が長野県知事に着任していた時「脱ダムから緑のダムへ」という運動を提唱していました。とても感動して、森に関わる仕事とか団体を紹介する企画を立て「緑のダム宣言」という本(2002 年6

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