カンダラマホテル
シーギリヤとダンブッラの2つの世界遺産に近く、カンダラマ 湖畔に建つカンダラマホテル。
シーギリヤなどのスリランカの古代巨石文化をバワは畏敬 の念を持ってホテルを構成するテーマとし、ホテルのいたると ころに巨石が顔をのぞかせ、カンダラマホテルは巨石を体感 することからはじまる。
レセプションのデザインも、まずここに巨石があったことから 構想されたに違いない。
ホテル全体は熱帯ジャングルに埋もれ、溶融し、現代文明 を構築してきた「建築」の概念の根底を覆し、圧倒的なランド スケープとして存在する。
建築を計画や建設しているときの喜びとは、分析による正確 なステップや教条的な方法で説明することは不可能である …