おはようございます！ お寺の朝から始まる、安養な生活。あなたのウェルビーイングがととのう、テンプルモーニングラジオ。
月に一度の増刊号では、Post-religionをテーマに様々な分野のゲストとのトークを拡大版でお届けします。

11月のゲストは、先日、Zen2.0のセッションで初めてご一緒させていただいた、大岩根 尚さん。

1982年、宮崎の生まれ。大学・大学院にて地質学・海洋地質学を学び 2010 年に東京大学にて環境学の博士号を取得。卒業後は国立極地研究所に特任研究員として就職され、2011年には第 53 次日本南極地域観測隊として南極内陸の調査に参加。気候変動に関連する研究に従事されました。
2013年10月、研究者を辞め鹿児島県で最小、離島の自治体である三島村の役場職員に転身され、そこでジオパークの認定を牽引して来られました。地球科学を活用した村の活性化を行う傍ら、企業や学生向け講演の講師や執筆活動を行い、県内外の教育・啓蒙活動にも尽力されます。
2017年に三島村役場を退職して硫黄島に移住。「合同会社むすひ」を立ち上げ、SDGs や気候変動対策など、地球規模の課題と日常をつなぐ活動を継続されています。
常に問題意識を持ち、周りに流されることなく、自分の声と良きご縁に従って、人生と地球の方向を切り開いてきた大岩根さんの生き方は、素晴らしいなと思います。今回、Zen2.0のセッションでは話しきれなかったたくさんのことを、方丈庵という場でお話ししてみたいと思い、お声がけさせていただきました。
Zoomでおこなったトークライブの様子を、Podcastにてお楽しみください。

このラジオは、noteマガジン「松本紹圭の方丈庵」より、お送りします。
https://note.com/shoukei/m/m695592d963b1