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宮本雄二 これから、中国とどう付き合うかの著者【講演CD:新しい時代の新しい日中関係をどう築くか】
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宮本雄二氏は41年間の外交官勤務のほぼ半分を中国関係の仕事に従事。
特に昨年夏までほぼ4年間は駐中国大使を務め、日中関係の改善に腐心してきた。
日中関係についてはお互い相手国を理解し、等身大の関係にすることが最も重要と指摘し「日本と中国は仲良くする以外にない。
大国同士の隣国であり安定的な関係にすることが日本の利益になる」と説いた。
ただ日中関係では常に5大問題(台湾問題、歴史問題、領土問題、中国の海洋進出、中国の軍事力)が付きまとうという。
外交の現場では常にこれらの問題の処理に忙殺されており「靖国問題も含め個別の問題を日中関係全体に及ぼしてはならない」と強調。
その上で「視野を広げて世界の中の日中関係を築くことが第一」とした。
さらに中国と日本がお互い「どうして新しい日中関係を必要としたのか」について、それぞれの立場から詳しく解説した。
その中で特に興味を引くのは、中国にとっての「日本問題」は常に中国社会の安定に関係していると中国政府が認識している、とする点だ。
戦略的互恵関係についても論じた。
中国が経済大国に発展したことを踏まえ「今や日中双方が同時に世界の大国となったが、両国とも世界に対する責任を自覚する必要がある」と説く。
日中の戦略的互恵関係を進めるためには「冷静で理性的な対応が大事」と語り、両国民が感情的に走る傾向を戒めた。
そして相互に理解、信頼、尊敬される国づくりを進める必要を訴えた。
特に昨年夏までほぼ4年間は駐中国大使を務め、日中関係の改善に腐心してきた。
日中関係についてはお互い相手国を理解し、等身大の関係にすることが最も重要と指摘し「日本と中国は仲良くする以外にない。
大国同士の隣国であり安定的な関係にすることが日本の利益になる」と説いた。
ただ日中関係では常に5大問題(台湾問題、歴史問題、領土問題、中国の海洋進出、中国の軍事力)が付きまとうという。
外交の現場では常にこれらの問題の処理に忙殺されており「靖国問題も含め個別の問題を日中関係全体に及ぼしてはならない」と強調。
その上で「視野を広げて世界の中の日中関係を築くことが第一」とした。
さらに中国と日本がお互い「どうして新しい日中関係を必要としたのか」について、それぞれの立場から詳しく解説した。
その中で特に興味を引くのは、中国にとっての「日本問題」は常に中国社会の安定に関係していると中国政府が認識している、とする点だ。
戦略的互恵関係についても論じた。
中国が経済大国に発展したことを踏まえ「今や日中双方が同時に世界の大国となったが、両国とも世界に対する責任を自覚する必要がある」と説く。
日中の戦略的互恵関係を進めるためには「冷静で理性的な対応が大事」と語り、両国民が感情的に走る傾向を戒めた。
そして相互に理解、信頼、尊敬される国づくりを進める必要を訴えた。
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